http://win-enikki.blogspot.jp/2013/05/vmware-horizon-view-1.html
今回は、クライアントイメージの用意から。
■マスターイメージとする仮想マシンの作成
vCenter上にマスタイメージを作成する。
今回はWin7-PCという名称で作成した。
作成方法は、通常の仮想OSの方法と同様なので省略。
マスタイメージは
ドメイン参加および、VMWareToolをインストールする。
今回は設定をみやすくする為、bginfoも入れてみた。
bginfo
http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897557.aspx
さらにマスタイメージへ
ViewAgentをダウンロードし、インストール
インストール完了後に再起動を促されるので実施。
イメージの設定等が終わったら、シャットダウンし
仮想マシンを右クリック、スナップショットを作成する。
■vCenter受け入れ準備
vCenterより、仮想マシンおよびテンプレートから、プールを展開するフォルダを作成。
今回は、「VDI-Win7」というフォルダを作成した。
■プールの作成
マスタイメージを展開するVDIプールを作成する
ViewAdministratorを起動し、インベントリープールー「追加」を押す
自動プールを選択
今回は「流動」を選択
リンククローンでの作成
プール名などをつける。
接続時には、ここの表示名が出る。
プールの設定を実施する
プロビジョニングの設定。
名前の命名規則や、プールをどれだけ作っておくかなどの設定をおこなう
名前命名規則は今回は、Win7-{n}にした。
プール追加画面
親仮想マシンは作成したマスタイメージを選択
選択したイメージの、どのスナップショットを利用するか選択
展開するフォルダを選択
プール展開をする、ホストを選択
リソースプールを選択
データストアを選択
プール作成時のドメイン参加などを指定。
ADコンテナは作成した、ViewDesktop OUとした。
完了すると、プールが作成される
■アクセスユーザーの選択
ユーザーとグループの項目から「資格」を選択
ログイン資格を与えたいユーザーまたはグループを選択
割り当てたいプールを選択
資格情報が追加される。
以上で、VDI準備は完了
■接続端末の準備と接続
VMware Horizon View Clientをダウンロードして、インストールする。
起動すると接続サーバを選択できるので、ViewConnectionサーバを選択
接続すると、信頼されていないサーバと出力。検証なので、無視しても構わないが
常に出てくるのもうっとうしいので、証明書をエキスポートし、ルート証明書にインポートしておく。
ViewClientを立ち上げると認証画面が出力
プール選択画面が出るので、利用したいプールを選択
プールがうまくできていれば、接続が可能となる。
■プール展開で試行錯誤した点
上記方法で設定は完了したが、いくつか気をつける点があったので
メモ書きをしておく。
・DHCPの準備と設定
展開後のデスクトップは、DHCPでIPを取得する必要があるので、その準備が必要。
また、その設定をしないとプール展開すらできない。
はじめはDNSを固定にしてスナップショットを取り展開したが、
DNSの部分もQuickPrep実行後にリセットされた為、うまくドメイン参加できずエラーになった。
DNSも含めてDHCP設定が必要。
・プールに時間がかかるので、経過の確認
今回の検証では、一台のサーバにすべての役割を詰め込んだ為、
スペックの問題もあるとは思うが、展開に多少時間がかかる。
設定完了後にView Administratorのプールインベントリにはプールが追加されるが、
デスクトップインベントリで、ステータスが「使用可能」となるまで待つ必要がある。
エラーと表示されている場合は、どこか問題をかかえているので、
エラーの内容を確認し修正する。
ダッシュボードの中身へもデスクトップステータスの一覧があるので、
どの段階まで進んでいるか確認することができる。
■そのほか一応は基本的な展開まではできたので、
設定のカスタマイズや、動作確認を次はやってみる予定。
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