2017/10/01

Office365でOnenote Web Clipperを利用する


OneNote Web Clipper

OneNote Web Clipperは、
Webブラウザと連動して手軽にキャプチャ、OneNoteにデータを保存することができる、便利なアドオンです。

Web 上のあらゆるものをワンクリックで OneNote に保存

OneNote でオンライン リサーチを行うときに OneNote Web Clipper を使用すると、いつでも簡単に情報のキャプチャ、編集、注釈付け、共有ができます。この機能は無料で使用でき、ほとんどの最新の Web ブラウザーに対応しています。 OneNote Web Clipper の使用を開始する 

ただし、Office365アカウントで利用する場合には、通常のOffice製品以外からのアクセスということもあり、以下のメッセージが出力されて利用することができません。
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一般ユーザーに対し、利用を許可するためには、
管理者がAzure上でアプリケーション許可をユーザーに付与させる必要があります。




アプリケーション許可付与方法

Azureポータル上で、AzureActiveDirectoryーエンタープライズアプリケーションをクリック
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すでに登録されている場合は、OneNote Web Clipperと検索すると出てきますし、
ない場合は「新しいアプリケーション」をクリックすると登録できます。
Web Clipper以外の様々なアプリケーションもここから検索することが可能です。
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ユーザーとグループをクリックします。
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ユーザーの追加をすることで、アプリケーション許可となります。
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また、管理ユーザーを介さず許可させる場合は、セルフサービスをクリックし、
「このアプリケーションへのアクセスの要求をユーザーに許可しますか?」を「はい」とすることで、実現可能です。
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また、任意のアプリケーションだけでなく、すべてのアプリケーションを自由に許可させる場合は、
AzureActiveDirectory-ユーザー設定-エンタープライズ・アプリケーション-
「ユーザーはアプリが自身の代わりに会社のデータにアクセスすることを許可できます」を 「はい」にすることで、実現可能となります。
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まとめ

・OneNoteWebClipperをOffice365で利用する場合はAzure上で許可が必要
・セルフサービスを設定することで、ユーザー自身で許可させることも可能
・すべてのアプリケーションを、ユーザー自身で許可する設定に変更することも可能。

Web ClipperはPDFや、Webの記事なども簡単にOffice365へ保存できるため、色々便利だと思います。
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